TracLightning 2.4.0 αのインストール

Trac Hudson Ant Maven

TracLightning 2.4αが公開されていたので、VMWareのWindows7RCにインストールしてみました。
Windows7RCしか入れてない環境にTrac+Hudsonがサービス起動するまでの設定方法のメモ。

参考にしたページ

TracLightning 付属の Hudson を Windows サービスとして動かす - ブログ@kaorun55
なんかの日記: Hudson導入にむけて4

JDK

Hudson、Mavenを起動するのにJDKが必要です。
Java SE Downloads - Sun Developer Network (SDN)から「jdk-6u16-windows-i586.exe」をダウンロードしてインストールする。

インストール後に環境変数に「JAVA_HOME=C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_16」を設定する。
これを設定しないと、Hudsonの起動に失敗します。

TracLightning 2.4α

FrontPage - Trac Lightning Wiki - Trac Lightning - SourceForge.JP

上記のリンクのダウンロードより、「TracLightning-2.4.0alpha1.exe」をダウンロード。
インストールは基本的に[次へ]を押しておけばいい。

Hudson

ここで結構ハマりました。
「Hudsonの管理」メニューから「Windowsのサービスとしてインストール」を設定しても上手くいかない。

設定が必要だった点は下記の２つ。

TracLightning付属のバッチファイルの書き換え

%TracLight%\hudson\hudson.batにTRAC_LIGHT_HOMEの環境変数の設定を追加する。（１行目）

if not DEFINED TRAC_LIGHT_HOME set TRAC_LIGHT_HOME=C:\TracLight
if not DEFINED TL_PROJECT_HOME set TL_PROJECT_HOME=%TRAC_LIGHT_HOME%\projects

set JAVA_CMD=java.exe
if DEFINED JAVA_HOME set JAVA_CMD=%JAVA_HOME%\bin\java.exe

"%JAVA_CMD%" -Duser.home="%TL_PROJECT_HOME%\hudson" -jar hudson.zip --prefix=/hudson --ajp13Port=8009 --ajp13ListenAddress=127.0.0.1 --httpListenAddress=127.0.0.1 --httpPort=8010

これを設定しておかないと、C:\projects\hudsonがワークスペースになってしまいます。

hudson.xmlの書き換え

「Hudsonの管理」メニューから「Windowsのサービスとしてインストール」を選択する。
設定完了時に再起動を実行するボタンが出るが押さずに、C:\TracLight\projects\hudson\.hudson\hudson.xmlを書き換える。

hudson.xmlのの値をTracLightningのHudson起動バッチファイルに合わせて修正。

<arguments>-Xrs -Xmx256m -Dhudson.lifecycle=hudson.lifecycle.WindowsServiceLifecycle -jar "%BASE%\hudson.war" --prefix=/hudson --ajp13Port=8009 --ajp13ListenAddress=127.0.0.1 --httpListenAddress=127.0.0.1 --httpPort=8010</arguments>

xmlを書き換えたらHudsonの再起動を実行する。

Mavenの設定

C:\TracLight\maven\conf\settings.xmlのを設定する。

  <!-- localRepository
   | The path to the local repository maven will use to store artifacts.
   |
   | Default: ~/.m2/repository
  -->
  <localRepository>C:/TracLight/projects/maven/.m2/repository</localRepository>

Antの追加

今後、antを使う機会もあるだろうし、追加しておく。

Apache Ant - Welcomeの左側の「Download - Binary Distributions」から「apache-ant-1.7.1-bin.zip」をダウンロードする。
解凍したフォルダをC:\TracLight\antに置く。

TraMの設定

便利なんですが、wikiやチケットをクリックした後にサマリのページに戻れなくて不便だったので、左上のログをクリックするとサマリ表示するように設定しました。

まず、adminでログインして、「管理ページ」の「header_logo」をクリックする。
linkの値にhttp://<コンピュータ名>/trac/all/を設定する。