DropboxにTracLightningをインストールしてみた

Tracを外出先でも使うためにDropboxTracを入れてみました。*1

Dropboxのアカウント

Dropbox 0.7.79.exeを実行して、適当に英語の指示に従えばおk。
「私はアカウント持ってません」的なの選んで、メールアドレスとパスワード入れればアカウントは作れます。

TracLightningのインストール

Dropboxをインストールすると、デフォルトなら"My Documents"の下に"My Dropbox"のフォルダが出来る。
ここにTracLightningをインストールする訳だが、そのままインストールすると後々面倒なので、substを使う。

subst T: "C:\Documents and Settings\<user>\My Documents\My Dropbox"

これで"T:\"に"My Dropbox"をマウント出来る。
この状態で、"T:\TracLight"にTracLightningをインストールする。

再起動を促す画面が出るが、再起動せずに終了する。

TracLightningの起動

  1. T:\TracLihgtの下にstartmenuフォルダを作る。
  2. スタートメニューに作成されたショートカットをT:\TracLihgt\startmenuに移動する。
  3. startmenuに下記のDropboxTracStart.bat(必要ならDropboxTracEnd.batも)を作る。
    • DropboxTracStart.bat
subst T: ../..
set MAVEN_HOME=T:\TracLight\maven
set OPENSSL_CONF=T:\TracLight\CollabNetSVN\httpd\conf\openssl.cnf
set PYTHONHOME=T:\TracLight\python
set APR_ICONV_PATH=T:\TracLight\CollabNetSVN\httpd\bin\iconv
set PYTHONPATH=T:\TracLight\python\DLLs\;T:\TracLight\python\Lib;T:\TracLight\python\Lib\plat-win;T:\TracLight\python\Lib\lib-tk;T:\TracLight\Lib\site-packages
set TRACPATH=T:\TracLight\python;T:\TracLight\python\Scripts;T:\TracLight\CollabNetSVN;T:\TracLight\CollabNetSVN\httpd\bin;T:\TracLight\Graphviz\bin;T:\TracLight\maven\bin;T:\TracLight\bin
set PATH=%TRACPATH%;%PATH%

cd /d T:\TracLight
start.bat -e DEBUG
    • DropboxTracEnd.bat
subst T: /d

あとはDropboxTracStart.batを実行すればTracLightningが起動します。


これで、週末はスタバでコーヒー飲みながらサブPCで作業して、帰宅後にネットに繋げば自動的に同期されるようになる。
TracにGitpluginを入れれば、SVNリポジトリをcloneして持ってきて、自分で弄った後にpushとかも出来て面白いかも。

追記

既存のTracProjectをDropboxに入れるなら、下記2点を修正・実行する。

  • Trac.ini
    • パスをT:\TracLight\〜に修正する。
  • SVNリポジトリの更新
    • "trac-admin T:\TracLight\trac\ resync"のコマンドを実行する。

*1:無線LAN契約すれば済む話ですが・・・